三枝彩子

SAEGSA

1976年東京生まれ。
幼い頃から絵を描くこと、歌うことが大好きだった。オルティンドーとの出会いは、東京外国語大学モンゴル語学科の学生の頃。来日した楽団の歌手のオルティンドーを生で聴き、その声量に圧倒され、憧れる。大学卒業後、モンゴル国立文化芸術大学オルティンドー学科に留学、デルゲル教授に師事(1998~1999年)。
 2000年から各地で演奏活動を行う。
 2003年夏よりワークショップ「オルティンドー勉強会」の活動を開始。
 アジナイホール、アマルバヤル、ネルグイ、バトオチルなどのモンゴル人演奏家をはじめ、梅津和時、熊谷和徳、嵯峨治彦、関島岳郎、外山明、等々力政彦、日野皓正、向島ゆり子などと共演(敬称略)。ジャンルを問わない活動が広がっている。
 2008年の1stアルバム「風薫ル、ウタいとしのオルティンドー」(関島岳郎プロデュース、オフノート)につづき、2ndアルバム「雲ゆくところ」(自主制作)を2009年4月に発表。
 おそらく世界初世界最小のオルティンドー専門豆雑誌『隔月誌オルティンドー』を2010年6月に創刊(6号完結予定、等豆社)。
 二度の出産による活動休止を経て、自分に歌が欠かせないことを実感。歌の活動の日常生活における位置づけを、常に手探りしながら歌っている。