安達朋博
京都府立網野高等学校を卒業後、単身クロアチアへ渡り、イーノ・ミルコヴィッチ音楽院(モスクワ音楽院提携校)を経て、2007 年クロアチア国立ザグレブ大学音楽アカデミーを最優秀にて卒業。在学中より、ローマ国際ピアノコンクール・ディプロマ、C.トーニ国際ピアノコンクール第3位、及び特別賞、ザイラー国際音楽コンクールピアノ部門第1位、A.G.ルビンステイン国際ピアノコンクール第5位、J.ブラームス国際音楽コンクールピアノ部門第2位など多数のコンクールで入賞し、日本・クロアチア・イタリア・ドイツにてリサイタル、室内楽、音楽祭への出演など、精力的に演奏活動を行う。2007年の大阪公演はライヴCD『 Dance of the Baroness』となりプラネティ・レーベルより好評発売中。テレビ(たけしの誰でもピカソ)、ラジオ(NHK・J-wave・FMヨコハマ・ラジオ大阪etc.)へも出演。その一連の活動で特筆に値するのは、クロアチア人作曲家による作品の、日本での普及活動であり、本邦初演も含め、クロアチア作品を度々演奏会で取り上げ、人々の大きな関心を呼んでいる。前述のライヴCDには、珍しいクロアチア作品も収録されており、昨秋、BSフジ開局10周年記念特別番組「okaeri 山口智子 美の巡礼」(クロアチアの紀行ドキュメンタリー)で、番組全体にわたりCDの音源が使用され注目を集めた。その他、2010年から2011年にかけて、漫画×クラシック音楽のコラボレーションCD「僕のショパン」全4シリーズと、安達朋博ソロCD三部作として、ショパン作品集「EXOTIC CHOPIN」・シューマン作品集「FANTASTIC SCHUMANN」・リスト作品集「AESTHETIC LISZT」を(株)バップよりリリース。
これまでに、ピアノをエフゲニー・ザラフィアンツ、小島早苗、吉田真理子、尾瀬洋子の各氏に、ピアノデュオをマリーナ・アンボカーゼ、ルーベン・ダリバルタヤンの各氏に、室内楽をピエール=イヴ・アルトー氏に師事。
安達朋博 ブログ http://tomohiro-pf.jugem.jp/